FDT 3.5 for Mac OSX をセットアップ (Adobe FlashとFDT) Project編

クスールの尾崎です。
だいぶ時間があいてしまいましたが、
前回の記事「FDT 3.5 for Mac OSX をセットアップ (Adobe FlashとFDT) 初期設定編」からの続きです。

Projectの設定をしていきましょう。

9.新規プロジェクトを作る

まず、[Flash Explorer]パネルを右クリックし、[New]-[New Flash Project]を選択します。

するとプロジェクト設定パネルが開きます。

プロジェクト設定パネルでは、以下の内容を決めます。
Project name:プロジェクト名を決めます。パブリッシュの際に日本語が入るとエラーが起こるので、半角英数を利用することをお勧めします。
Locatoin:ソースファイルを保存するディレクトリです。初期設定の際に決めたworkspaceに保存する場合は[use default location]にチェックを入れておくと、自動でProject nameと同じ名前でディレクトリを作ってくれます。
Project Language:利用する言語を設定します。ここでは、ActionScript3でFlash Player 10にしています。
Project layout:ここは、フォルダ構造を決めるところです。
初期設定をするには、[Configure defaults…]をクリックします。
せっかくなので、初期設定をしてみましょう。

ここでは、ソースファイルとパブリッシュ後の公開用ファイルのフォルダを分けて管理します。
それにより、ソースファイルと納品ファイルの管理も楽になります。
ラジオボタンの下、[Create separate folders for sources and binaries]を選択。
[Source folder name]には”src”、[Output folder name]には、展開を意味する”deploy”とつけます。


今回は、デスクトップに「Test」という名前で保存します。

10.書き出しの設定をする
ここまで設定ができたら、最後に書き出しをするための設定です。
まずは、デスクトップにできた[Testフォルダ]の中の[srcフォルダ]に新規Flaファイルを作ります。

また、Flaファイルのパブリッシュ設定で、書き出し先を先ほどの[deployフォルダ]に設定します。


次に、画面上部に[▶](再生マーク?)があり、その横にある[▼]をクリックし、[Run Configurations…]をクリックします。

パネル内、左のメニューにある[FDT Flash IDE]をダブルクリックして、
Flaファイルをプロジェクトをリンクさせます。

[Main]タブのProjectの[Browse…]をクリックし、先ほどのプロジェクト「Test」を選択し、
[FLA]では、先ほど保存したFlaファイルを選択します。
[Operation]では、上から2個目のラジオボタン[TestMovie]を選択し、最後に[Apply]をクリックしたら終了です。

これで、[command+return]でFlaファイルがムービープレビューするはずです。

少し長かったですが、これで快適な開発の準備が整いました。
次回は、FDTのここが便利というところを解説しようと思います。

それでは、また。