こんにちは。松村です。
Web Designingさんの上海取材その3です。
今回は3日目と4日目を書いていきます。
3日目くらいになると、取材にもずいぶん慣れてきたのですが、
残りの取材の準備+今後この上海取材をどう仕事に生かそうかという考えが入り混じって、
毎日頭がぐるんぐるんとしてきました。
・1回目はこちら
https://cshool.jp/blog/2011/07/3822.html
・2回目はこちら
https://cshool.jp/blog/2011/07/3878.html
以下3日目と4日目を書いていきます。
========== 3日目 ==========
———- Widen + Kennedy (http://wkshanghai.com/)
db-dbのFrancisが勤めている会社です。
外資系はどこでもそうなのかもしれないですが、社内はもはや中国じゃないですね。
一度でいいからこんなところで働いてみたいです。
上海では、古いビルをリノベーションしているところが結構ありました。
古い建物は次々壊されているのかと思っていたのですが、一概にそうでもないようです。
インタビューに答えてくれたのは雲南省出身のFloraさん。
僕も雲南省に少しだけ留学していたので、結構うれしかったのですが、
そこはほとんど食いついてくれませんでした。
Francisの机です。
入口にあるインスタレーションの前にはおじさんとおばさんが座って雑談。
このミスマッチングな感じが上海ぽい感じがしました。
———- Great Works 上海 (http://www.greatworks.se/)
以前お仕事でお付き合いのある唐沢さんが上海で働いているということで、お邪魔しました。
日本語なので、気軽に話が出来た上、今回のインタビュー用に資料も用意してくれていて、
とても助かりました。
雑誌の中で中国国内のウェブサービスを紹介しているところがあるのですが、
唐沢さんの資料をかなり参考にさせてもらいました。ありがとうございました!
Great Works上海さんのオフィスです。
多分もう今頃はもっと大きなところに引っ越ししているはずです。
外部の人も作業できるようにシェアできる作業スペースを用意しているとのことです。
ちょっと借りてみたい。
夜はテレビ塔とほぼ同じ高さのバブリーなビルで酒をごちそうになりました。
ありがとうございました!
========== 4日目 ==========
———- Super Natsure (http://www.supernaturedesign.com)
オフィスが中国の昔の民家にあって、最初オフィスを探すのに苦労しました。
路地に入っていくときに井戸端会議をしているおじいちゃんに「どこへいくんや?」と声かけられたり、
ここだと思って入ってみたら、おっちゃんとおばちゃんが土間みたいなところで、テレビ見ていたりと、
なかなか面白い体験ができました。
外の外観と一転して、オフィスの中身はこんな感じです。
日本だと劇的ビフォーアフターレベルです!
インタビューにはマレーシア出身のYeoh(ヨー)とLin Yew(リニュー)が答えてくれました。
もう一人の創始者である上海出身のBilly(ビリー)は残念ながら仕事でいませんでした。
New Angle という作品はこのような三角形の広告からヒントを得たようです。
インスタレーションを手掛けてる会社らしく、工具類もたくさんありました。
こんなかわいい犬も。イレブンという名前です。
———- isobar上海 (http://www.wwwins.com/)
インタビューの最後ということで、少し気を抜いていたせいもあるのですが、
向こうの準備がきちんとされていて、こっちがかなりあたふたしたインタビューになってしまいました。
isobar上海の代表の人は台湾出身なのですが、きちんとしたところが日本に似ているなあと思いました。
代表のJean Linさんです。
僕の英語が下手くそで、適当な質問ばかりしてすみませんでした。
デザイナーのMiyaさんです。
最後にここにきて中国語でインタビューになりました。
やっぱり半分くらいしかわからず、適当にうなずいてばかりですみませんでした。
isobarはRed Townという芸術地区の敷地内にあります。
美術館やクラブなどもあるので、上海に行った際には立ち寄ってみるのも
面白いかもです。
ということで、ほとんどメモと写真を並べただけの個人的なレポートでした。
上海の勢いを感じて興奮したり、15年前の留学時代を思いだしたり、
インタビューでテンパったりとで、ひどく疲れた5日間でしたが、かなり実りのある取材でした。
機会を与えてくれたWeb Designingさんに感謝です。
これを機に上海とのつながりを深めていきたいと思っています。