こんにちは。松村です。
会社でUnity案件を始めてから、Unity記事を書いていこうと思っていたのですが、
案件が忙しすぎて、全然進めていませんでした。
ということで、久々にUnity記事です。
いきなりなんですが、GUIの作り方から書いていきます。
Unityって3Dは結構さくさくできるんですけど、2Dになった途端になんかもっさりして、
どう作っていいか分からなくなります。
Unityのセミナーとかいったり、いろいろ調べたところ「EZ GUI」というライブラリが使いやすいのではということで、僕たちも案件で使うことになりました。
・EZ GUI (199ドル)
http://www.anbsoft.com/middleware/ezgui/
上記のところから購入して、ダウンロードするだけです。
unitypackageが入手できるので、それをダブルクリックしてください。
プロジェクト内にソースフォルダが配置されるので、適時GameObjectに貼付けていく感じです。
EZ GUIを使ってみて、ざっとした感想ですが、以下のような感じです。
・ボタンはタップ時、非アクティブ時などの状態を登録できるので、それだけでも便利
・ボタンが押されたときのトリガーなどをインスペクタで簡単に設定できる
・iPhone 3G、iPhone 4の両対応など解像度が違うものにも対応しているが、ちょっと操作に癖がある
・Build Atlasしたボタンを再度作り直そうとするとうまくいかない
(というか、うまくいく方法をよくわかっていないです。すみません)
・タブバーやスクロールリストなども結構さくっと使えるので重宝した
・スクロールリストはiPhoneのUIを意識しているのか、
上下に余分に動くのでデザインするときに気をつけたほうがいい
・GUIを作れるが、iPhoneのネイティブアプリのような挙動が期待できる訳ではないので、
あまり似せるようにしないで、あくまでゲーム上のUIを作ったほうがいい
ちなみにFlashベースで開発できるScaleform(http://www.scaleform.com/)という技術がUnityにも使えるようになるらしいのですが、今のところまだ正式に使えるまでには至っていないようです。
これが使えるようになれば、僕たちにとってはかなり開発がしやすくなるのではと思っています。
次回はこのEZ GUIでのボタンの作り方を紹介しようと思います。
・Unityで作ったiPhone、Androidアプリ”みそだ教授の「おミソわけ」”をリリースしました!
http://cshool.co.jp/apps/misodajump/jp/
・クスール学校事業部で3Dコンテンツの開発プロセスを基礎から学ぶ「Unity講座」やっています。
http://www.cshool.jp/course/unity/