こんにちは。大西です。
2月初めに行って来た上海視察のレポートですが、
2つ目の記事はバトンタッチして僕が書かせていただきます。
今回は上海で働く日本人の方々を訪ね、
上海での制作体制や仕事の流れについて聞くことができました。
———- 751文化研究所 (http://www.lab751.com/)
751文化研究所は、黄陂南路にあるビルを1フロア使ったシェアオフィスで、
もともとアパレル会社の倉庫だった建物の1フロアをリノベーションして使っていて、
数十人規模の企業や数人の企業、撮影スタジオや撮影用備品の倉庫などもある
非常にスケールの大きいシェアオフィスでした。
(オフィス内なので写真が殆ど撮れていないのですが内装もかっこよかったです!)
今回、いろいろとお話を聞かせていただいたのが、
Lab.751の木村さん、岩永さんとKEMBO(http://kembo-net.com/)の中原さん、佐々木さん。
上海での仕事の進め方や、日本国内と現地とのやりとり、
シェアオフィスを活かした制作体制など非常にためになる話を沢山聞くことができました。
なかでも、驚いたのは向こうの仕事のスピード感。
お国柄なのか、こちらでは考えられないほどのスピードで案件を進めているとのことでした。
751文化研究所の入っているビルには、そのほかにもモデルのマネージメント会社や、
PRの会社などもあり、そちらも合わせてご紹介していただきました!
———- Great Works China(http://www.greatworks.cn/)
こちらはdotFes2011京都でも出演していただいたGreatWorks China。
一軒家を改造したオフィスで非常にアットホームな雰囲気でした。
こちらもオフィス内なので写真の掲載は控えさせていただきますが、
それぞれの部屋に制作チームが分かれていて、
密にコミュニケーションを取りながらの制作が行われていました。
ここでは、唐沢さんから上海に来てから今までのお話や、
こちらでの制作体制や、企画体制などの話をお聞きでたほか、
現地の制作スタッフの方に生でいろいろお話を聞くことができました!
みなさんどの方もすごくハングリーで、
熱気がこちらまでグイグイと伝わってきたのが印象的でした。
聞くことのできたお話の中で、非常に興味深かったのが、
「日本について」と、「目標にしているクリエイティブ」について。
皆さん、国内だけではなく、広く海外の作品や広告プロモーションにアンテナを貼っているのは
もちろんなのですが、その中でも「日本」ってどう?っていうと、
「学ぶところはあるけど、欧米のクリエイティブの方が興味がある」という意見が多数でした。
「やっぱり、目を向けるのは欧米だよなぁ」と納得しつつも、
「日本も頑張らないと!」という気持ちもあり、
国境を越えて近い世代の人の話が生で聞けたのは自分にとって非常に刺激になりました。
夜はdotFesにも出演していただいた唐沢さん、孫さん、阿部くん、
この日から合流したゲームプロデューサー、ディレクターの大淵さん、西さんと、
クスール組で火鍋を食べにいきました。
本場で食べる料理はもちろん美味しいんですが、
連日の中華料理でお腹の調子が悪くなり、翌日のお昼はつい胃に優しい料理を食べてしまったのは内緒です。
僕が前回上海に来たときは、社員旅行で観光という感じだったので、
今回上海に来ていろいろなお話を聞けたのは非常に刺激になりました!
その中でも特筆すべきは「ハングリーさ」と「スピード感」に満ちた空気感。
次回行くタイミングではまた大きな変化を目にする気がします。
上海視察レポートはまだ続きます!